白内障手術

白内障手術とは?費用・レンズの種類・手術の流れを解説

白内障は、目の中のレンズである「水晶体」が白く濁ることで、視界がかすんだりまぶしく感じたりする病気です。手術によって濁った水晶体を取り除くことで、クリアな視界を取り戻すことができます。日本国内で非常に多く行われている安全性の高い手術です。

白内障手術はいつ受けるべき?タイミングとサイン

「目がかすむ」「光が極端にまぶしい」「眼鏡を替えても見えにくい」といった症状が表れます。白内障と診断されてもすぐに手術が必要なわけではなく、「日常生活や仕事に支障が出て困ったとき」が手術を受けるベストなタイミングです。

手術の要!眼内レンズ(単焦点と多焦点)の選び方

白内障手術では、濁った水晶体を超音波で吸引し、代わりに人工の「眼内レンズ」を挿入します。レンズの性能によって術後の生活が大きく変わります。

レンズの種類 特徴 費用負担
単焦点レンズ 「遠く」または「近く」のどちらか1つの距離にピントが合います。ピントが合わない距離を見るにはメガネが必要ですが、見え方の質が非常にシャープです。 健康保険適用(1〜3割負担)
多焦点レンズ 遠くから近くまで複数にピントが合うため、メガネの使用頻度を大幅に減らせます。ただし、夜間のハロー・グレア(光のにじみ)を感じることがあります。 選定療養 または 自由診療

白内障手術の流れと所要時間

  1. 点眼麻酔: 目薬による麻酔を行うため、原則として手術中の痛みはほとんどありません。
  2. 手術の実施: 黒目の端を数ミリ切開し、超音波で濁った水晶体を吸引後、眼内レンズを挿入します。所要時間は片眼約10〜15分で、日帰り手術が主流です。
  3. 術後ケア: 感染症を防ぐため、医師の指示通りに抗菌目薬をさし、定期検診に通います。